犬飼新田村(読み)いぬかいしんでんむら

日本歴史地名大系 「犬飼新田村」の解説

犬飼新田村
いぬかいしんでんむら

[現在地名]松本市島内 犬飼新田

犬飼城山の西側の麓地帯に奈良井ならい川に沿って細長く南北に連なる耕地で、女鳥羽めとば川水系の水を引いて水田・耕地が開けている。寛永一九年(一六四二)の信州松本御領分村々高附帳に初めて二九石三斗九升四合と出ている。「信府統記」によると享保九年(一七二四)当時の石高は五八石四斗四升三合四勺。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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