犬養道子(読み)いぬかい みちこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬養道子」の解説

犬養道子 いぬかい-みちこ

1921- 昭和後期-平成時代の評論家。
大正10年4月20日生まれ。犬養毅(つよし)の孫。犬養健(たける)の長女津田英学塾(現津田塾大)を中退して欧米の大学でまなび,各国を歴訪する。昭和33年「お嬢さん放浪記」を発表。社会,文化,女性など幅ひろいテーマで評論活動をつづける。61年難民のための奨学基金「犬養基金」を設立。平成元年「国境線上で考える」で毎日出版文化賞。東京出身。著書はほかに「あなたに今できること」「こころ座標軸」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の犬養道子の言及

【犬養健】より

…世論の批判を浴び法相を辞任,政界を引退。評論家の犬養道子は長女。【竹中 佳彦】。…

※「犬養道子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android