犯人(読み)ハンニン

デジタル大辞泉 「犯人」の意味・読み・例文・類語

はん‐にん【犯人】

罪を犯した人。犯罪人。
[類語]罪人ざいにん咎人罪人つみびと・犯罪人・犯罪者前科者お尋ね者凶状持ち縄付き下手人

ぼん‐にん【犯人】

はんにん(犯人)」に同じ。
「―をしもとにて打つ時は」〈徒然・二〇四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「犯人」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐にん【犯人】

〘名〙 罪を犯した人。犯罪人。はんにん。
源平盛衰記(14C前)四六「吾朝日本国に、〈略〉平相国に過たる犯(ボン)人を見ず」

はん‐にん【犯人】

〘名〙 罪を犯した人。犯罪人。ぼんにん。
将門記(940頃か)「八虐の大なる過ちは犯人に浅めらる」 〔明律刑律訴訟誣告

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android