犯用(読み)はんよう

精選版 日本国語大辞典 「犯用」の意味・読み・例文・類語

はん‐よう【犯用】

  1. 〘 名詞 〙(おきて)を犯して使用すること。定めに反して使うこと。
    1. [初出の実例]「封田并諸財物、若有国郡司乖理犯用者」(出典:類聚三代格‐三・天平宝字八年(764)一一月一一日)

ぼん‐よう【犯用】

  1. 〘 名詞 〙 他のものを盗み取って消費すること。
    1. [初出の実例]「我いけりし時子の物を犯用しき」(出典:観智院本三宝絵(984)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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