状態(読み)ジョウタイ

デジタル大辞泉 「状態」の意味・読み・例文・類語

じょう‐たい〔ジヤウ‐〕【状態/情態】

人や物事の、ある時点でのありさま。「危険な―」「昏睡こんすい―」「健康―」
[類語]有りさま有りよう様子ようす動静様相模様態様様態具合ぐあい状況概況情勢形勢容体気配調子性状事態雲行き風向きシチュエーション

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精選版 日本国語大辞典 「状態」の意味・読み・例文・類語

じょう‐たいジャウ‥【状態・情態】

  1. 〘 名詞 〙 移り変わってゆく、人や物事のある時期におけるありさま。
    1. [初出の実例]「酔たれば情態と云は根本の本姓がみゆるぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一四)
    2. 「凡そ物として外物の為めに感染せられ、其状態性質を変ぜざるものやある」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉一)
    3. [その他の文献]〔宝行経〕

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普及版 字通 「状態」の読み・字形・画数・意味

【状態】じようたい

様子

字通「状」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の状態の言及

【量子力学】より

…波動というものは,水面におこる波のようすから想像されるように,空間に広がり刻々に形を変えていくのが一般である。量子力学的な粒子について,その運動を表す波動の一時刻tにおける形――その瞬間にシャッターを押して撮った写真――を,その粒子の時刻tにおける〈状態〉とよぶ。粒子の状態とは,古典力学だったら,その時刻tにおける粒子の位置と速度のことである。…

※「状態」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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