世界大百科事典(旧版)内の状況論の言及
【学習】より
…この新しい学習観の中で,学習を個体内の出来事として扱う立場の研究も再配置されていくことが期待される。
[状況論と学習研究の課題]
学習を社会的活動としてとらえる立場を理論的に支えているのが,状況論と総称される立場である。状況論はビゴツキーL.S.Vygotsky(1896-1934)に始まる社会歴史的アプローチ,活動理論をベースにして,コールM.Cole(1938- )らのアメリカ・カリフォルニア大学の比較人間認知研究所を中心として展開されている学際的な理論的志向を指す。…
※「状況論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」