狐戴(読み)こたい

精選版 日本国語大辞典 「狐戴」の意味・読み・例文・類語

こ‐たい【狐戴】

〘名〙 能の装束に付属する冠の一つ。能「小鍛冶(こかじ)」の後(のち)ジテの頭にかぶる冠の上に狐をかたどった立物(たてもの)のあるもの。これは後ジテ稲荷(いなり)明神の使いの狐であることを意味する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android