デジタル大辞泉
「狐疑逡巡」の意味・読み・例文・類語
こぎ‐しゅんじゅん【×狐疑×逡巡】
[名](スル)疑いためらってぐずぐずすること。「狐疑逡巡してチャンスを逃がす」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
こぎ‐しゅんじゅん【狐疑逡巡】
〘名〙 疑い深くて
決心がつかないでぐずぐずすること。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
狐疑逡巡
疑い深くて決心がつかないでぐずぐずすること。
[活用] ―する。
[使用例] 幼い子供のとき、店の間の畳の上へ下りて行くときの、あの狐疑逡巡の気持ちと同じではなかったか[宇野千代*或る一人の女の話|1972]
[使用例] 私は苦笑するほかはなかった。あの時、私は確かに狐疑逡巡はしなかった。逡巡するだけの暇がなかった[福永武彦*海市|1968]
[解説] 「狐疑」はキツネの性質が非常に用心深いということから、疑い深くてなかなか決心がつかないこと。「逡巡」はためらうこと。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報