狩声(読み)かりごえ

精選版 日本国語大辞典 「狩声」の意味・読み・例文・類語

かり‐ごえ ‥ごゑ【狩声】

〘名〙 (「かりこえ」とも)
① 狩の時、鳥獣などを狩り出すために発するときの声。
草根集(1473頃)五「小鷹狩 踏み分ているやのくちのかり声に山本さわぐ秋のむら鳥」
② 鷹狩りの時、鷹匠が鷹を励ますためにかける声。
※禰津松鴎軒記(室町末か)「かりごゑの事。はん鳥とつかれの鳥かはるべし。はん鳥にはおりおりこゑをかけべし。つかれには、しげしげかくるもの也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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