狩衣直衣(読み)カリギヌノウシ

デジタル大辞泉 「狩衣直衣」の意味・読み・例文・類語

かりぎぬ‐のうし〔‐なほし〕【狩衣直衣】

小直衣このうし

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精選版 日本国語大辞典 「狩衣直衣」の意味・読み・例文・類語

かりぎぬ‐のうし‥なほし【狩衣直衣】

  1. 〘 名詞 〙 狩衣の裾に横幅の布(襴(らん))を付け加えたもの。上皇をはじめ、親王大臣、大将以上が着用した。有襴(うらん)の狩衣。小直衣(このうし)傍続(そばつぎ)
    1. [初出の実例]「一条侍従定氏奉行催人々将軍家〈御狩衣直衣〉令立御」(出典吾妻鏡‐正嘉元年(1257)六月一日)

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世界大百科事典(旧版)内の狩衣直衣の言及

【直衣】より

…この際は長御打衣(ながのおんうちぎぬ),長御単を着て,指貫の代りに紅の御長袴をはく。小直衣は狩衣(かりぎぬ)直衣ともいい,狩衣の裾に同じ生地の襴をつけた形式のもの。狩衣より正式の服装として着用され,有襴(うらん)狩衣ともいわれた。…

※「狩衣直衣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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