狩衣袴(読み)カリギヌバカマ

デジタル大辞泉 「狩衣袴」の意味・読み・例文・類語

かりぎぬ‐ばかま【狩×袴】

狩衣と、それにつける指貫さしぬきの袴。また、その上下がそろったもの。
青鈍あをにびの―着たる男」〈今昔・二二・七〉

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精選版 日本国語大辞典 「狩衣袴」の意味・読み・例文・類語

かりぎぬ‐ばかま【狩衣袴】

  1. 〘 名詞 〙 狩衣とこれに着ける指貫(さしぬき)の袴。また、その上下がそろったもの。
    1. [初出の実例]「家の後の方より青鈍の狩衣袴(かりぎぬはかま)着たる男の年(しじふ)余許(ばかり)なる、出来て云く」(出典:今昔物語集(1120頃か)二二)

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