狩野一信(読み)かのう かずのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野一信」の解説

狩野一信 かのう-かずのぶ

1816-1863 江戸時代後期の画家
文化13年生まれ。江戸の人。狩野素川の門人仏画を研究し,成田山不動堂の天井に竜・天人,壁に釈迦三尊などをえがき法橋(ほっきょう)となる。五百羅漢をえがいた100幅が,増上寺におさめられている。文久3年9月23日死去。48歳。本姓は逸見。通称は豊次郎。号は顕幽斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android