狩野栄川(2)(読み)かのう えいせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野栄川(2)」の解説

狩野栄川(2) かのう-えいせん

1730-1790 江戸時代中期の画家
享保(きょうほう)15年11月11日生まれ。狩野栄川古信の長男狩野受川養子となるが,養父の早世により2歳で木挽町(こびきちょう)狩野家をつぐ。江戸城や御所障壁画,朝鮮贈呈屏風(びょうぶ)などの制作にたずさわる。法印。将軍徳川吉宗や家治の厚遇うけ,奥絵師のなかで木挽町狩野家の地位を最上位に押しあげた。寛政2年8月16日死去。61歳。名は典信(みちのぶ)。別号に白玉斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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