独任制機関(読み)どくにんせいきかん

世界大百科事典(旧版)内の独任制機関の言及

【行政組織】より

…そこで,行政機構の決定制度は,これら双方の要請を調和させ,両立させるための妥協点を求めて,その時その時の政治状況を背景に構想されることになる。 行政組織の構造形態は,その頂点部分が一つの職位によって占められているか,あるいは複数の職位からなっているかによって,独任制機関と合議制機関に大別されるが,行政機構の全体をとってみると,ほとんどの場合,数多くの組織単位の階統制的組合せによって構成されており,頂点の形態だけで行政組織の構造形態を区分することはできない。この例にみられるように,行政組織の構造形態を規定する組織編成原理の多くは,さまざまな条件を前提としているけれども,それにもかかわらず,より合理的な行政組織の編成方式を求めて,いくつかの一般的な原理,原則が抽出されてきた。…

※「独任制機関」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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