狭し(読み)セシ

デジタル大辞泉 「狭し」の意味・読み・例文・類語

せ・し【狭し】

[形ク]せまい。窮屈である。単独用例はなく、「所狭ところせし」「道もに」などの形で用いられる。→所狭ところせ

さ・し【狭し】

[形ク]せまい。
天地あめつちは広しといへどがためは―・くやなりぬる」〈・八九二〉

せば・し【狭し】

[形シク]せばい」に同じ。
「みさごゐる磯まに生ふる松の根の―・しく見ゆる世にもあるかな」〈堀河百首

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android