猪穴(読み)ししあな

精選版 日本国語大辞典 「猪穴」の意味・読み・例文・類語

しし‐あな【猪穴・鹿穴】

  1. 〘 名詞 〙 獣を欺いて陥れる穴。
    1. [初出の実例]「檻(おり)(シシアナ)及び施機(ふむはなちおく)槍等の類(たくひ)を造ること莫(まな)」(出典:日本書紀(720)天武四年四月(北野本訓))
    2. 「鹿あなほりたるやまにいりて」(出典:北条泰時消息‐貞永元年(1232)八月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android