猪苓湯(読み)チョレイトウ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「猪苓湯」の解説

猪苓湯

(大杉製薬、クラシエ製薬、クラシエ薬品、小太郎漢方製薬、三和生薬、ジェーピーエス製薬、太虎精堂製薬、ツムラ、帝國漢方製薬、帝國製薬、東洋薬行、本草製薬、松浦薬業)


 尿道炎膀胱炎ぼうこうえん腎炎じんえん腎結石ネフローゼ前立腺肥大症ぜんりつせんひだいしょうなどの病気で、口が渇く、尿量が少ない、尿に血が混じる、排尿するとき痛みがある、排尿が終わってもまだ尿が残っている感じがする、尿が出にくいといった症状がみられるときの治療薬です。


①ほかに薬を用いているときは、あらかじめ医師に報告してください。


②過敏症状(発疹ほっしんかゆみなど)が現れたら、服用を止め、医師に報告してください。


③指示された期間用いても症状が改善しないときは、医師に報告してください。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「猪苓湯」の解説

ちょれいとう【猪苓湯】

漢方薬の一つ。生薬(しょうやく)猪苓茯苓(ぶくりょう)沢瀉(たくしゃ)阿膠(あきょう)滑石(かっせき)などを含む。漢方の古典傷寒論(しょうかんろん)』などに処方が示されている。膀胱(ぼうこう)炎尿道炎尿路結石腎盂(じんう)炎子宮出血不眠症などに用い、排尿困難排尿痛、尿量減少、口の渇き、不安感といった症状をともなうとき、とくに有効とされる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android