献残（読み）ケンザン

デジタル大辞泉「献残」の意味・読み・例文・類語

大名が受けた献上物で不用のもの、使いきれないで残っているもの。

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〘名〙大名が受けた献上物で不用なもの。同じような物が重なり使い切れないで残った物にいう。

※随筆・耳嚢（1784‐1814）六「気逆には美濃柿の蔕を洗ひし水を用ひて度々奇功有る事を咄し、到来献残の蔕を貯置し由にて」

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