猿田神社(読み)さるたじんじや

日本歴史地名大系 「猿田神社」の解説

猿田神社
さるたじんじや

[現在地名]銚子市猿田町

猿田さるだ集落の北西に鎮座する。祭神は猿田彦大神・天鈿目命・菊理姫命。垂仁天皇二五年一一月二五日の創建と伝え、神功皇后の代に生田いくた神社(現神戸市生田区)の摂社になったという。大同二年(八〇七)社殿建立、康平期(一〇五八―六五)に源頼義が神田を寄進し、源頼朝の寄進もあったと伝える。永正六年(一五〇九)の銅板銘によれば、三川さんがわ(現飯岡町)矢指やさし浜まで渡御した折、同所の住人蛙歌・春雨が神例により俳諧と俳名を刻した銅札を奉納している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android