猿縛(読み)さるしばり

精選版 日本国語大辞典 「猿縛」の意味・読み・例文・類語

さる‐しばり【猿縛】

〘名〙 猿を縛るように、手足をいっしょに縛ること。ぐるぐる巻きに縛ること。また、背をかがめて顔が前につき出るようにかたく縛ること。
浄瑠璃・佐藤忠信廿日正月(1710頃)名所記「さるしばりといふものに七重八重にしばりあげ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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