猿遣(読み)さるつかい

精選版 日本国語大辞典 「猿遣」の意味・読み・例文・類語

さる‐つかい ‥つかひ【猿遣】

〘名〙 猿にいろいろの芸をしこんで、見世物にしたり、家の門口に立って金品をもらったりすること。また、その人。猿飼。猿まわし。猿ひき。
※長宗我部氏掟書(1596)三四条「男留守之時、其家江座頭、商人、舞々、猿楽、猿遣、諸勧進此類、或雖為親類、男一切立入停止也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android