獅子に鰭(読み)シシニヒレ

デジタル大辞泉 「獅子に鰭」の意味・読み・例文・類語

獅子ししひれ

強いものが有利な条件を得て、ますます強くなることのたとえ。鬼に金棒かなぼう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「獅子に鰭」の意味・読み・例文・類語

しし【獅子】 に 鰭(ひれ)

(陸上では百獣の王といわれる強い獅子に、魚の鰭がついて水中でも縦横無尽にあばれまわることができるようになるの意) 強い者が、ますます強く有利になることのたとえ。鬼に金棒(かなぼう)
※浄瑠璃・国性爺後日合戦(1717)三「龍につばさ虎に角、獅子に鰭有(ある)その勢ひ、向ふ敵こそなかりけれ」

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