獅子蘭科(読み)ししらんか

精選版 日本国語大辞典 「獅子蘭科」の意味・読み・例文・類語

ししらん‐か‥クヮ【獅子蘭科】

  1. 〘 名詞 〙 シダ植物の科名。葉は根茎と関節しない。根茎は細胞膜が肥厚して格子状にみえる鱗片におおわれる。葉は一般に単葉で、葉脈網状に結合するが網目の中に遊離脈はない。胞子嚢群は葉脈に沿って線状に長くのびる。胞子嚢群をおおう包膜はないが、側糸をまじえる。日本にはタキミシダシシランなど七種類があり、広義ウラボシ科に含めることもある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android