獣\猪\鹿食った報い(読み)ししくったむくい

精選版 日本国語大辞典 「獣\猪\鹿食った報い」の意味・読み・例文・類語

しし【獣・猪・鹿】=食(く)った[=食(く)う]報(むく)

他人がしないようなよいこと、よい思いを自分だけがしたからには、そのうめあわせに当然受けなければならない悪いむくい。また、悪いことをしたむくい。
俳諧・続山の井(1667)冬下「ししくふたむくいぬは鷹の餌食哉〈勝興〉」
※歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)五立「『飛んだ女を孕(はら)まして、跡へも先へもゆかねえのサ』『そりゃ、猪(シシ)くった報(ムク)いだ。仕方がない』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android