精選版 日本国語大辞典 「玄冬」の意味・読み・例文・類語 げん‐とう【玄冬】 〘名〙 (古くは「けんとう」とも。「玄」は黒の意。冬は五行説で黒色にあたるところから) 冬の異称。《季・冬》※菅家文草(900頃)一・臘月独興「玄冬律迫正堪レ嗟、還喜向レ春不二敢一」※光悦本謡曲・善知鳥(1465頃)「九夏の天も暑をわすれ、玄冬のあしたも寒からず」 〔揚雄‐羽猟賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報