玄智(読み)げんち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玄智」の解説

玄智 げんち

1734-1794 江戸時代中期-後期の僧。
享保(きょうほう)19年生まれ。浄土真宗僧樸(そうぼく)にまなび,京都慶証寺の玄誓の法をつぐ。西本願寺の堂職や江戸築地別院輪番などをつとめ,宗史,教学の研究書をあらわした。寛政6年10月4日死去。61歳。河内(かわち)(大阪府)出身。字(あざな)は景耀,若瀛(じゃくえい)。号は曇華室,孝徳坊。著作に「考信録」「大谷本願寺通紀暦世宗主伝」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android