デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玄海(2)」の解説 玄海(2) げんかい 1267-1347 鎌倉-南北朝時代の僧。文永4年生まれ。19歳で高野山の宝性院をつぐ。瓊算(けいさん)より伝法灌頂(でんぽうかんじょう)をうける。真言各派の密教のほか華厳(けごん),天台などもまなび学頭となる。後醍醐(ごだいご)天皇に信任され法印にのぼった。高野八傑のひとり。貞和(じょうわ)3=正平(しょうへい)2年3月17日死去。81歳。和泉(いずみ)(大阪府)出身。俗姓は高志(こし)。字(あざな)は真乗,信照。著作に「大疏科文(だいしょかもん)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例