率土の浜(読み)ソットノヒン

デジタル大辞泉 「率土の浜」の意味・読み・例文・類語

そっと‐の‐ひん【率土の浜】

《「詩経小雅北山から》陸地と海との接する果て。また、国土

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精選版 日本国語大辞典 「率土の浜」の意味・読み・例文・類語

そっと【率土】 の 浜(ひん)

  1. 陸地の河海と接するはて。陸地のはての海浜。また、領国のかぎり。天下中。国土。率土。率浜。しゅっとの浜。
    1. [初出の実例]「雖率土之浜已霑仁恕。而普天之下未法恩」(出典:続日本紀‐天平一五年(743)一〇月辛巳)
    2. 「卒土(ソット)の浜(ヒン)一口に万々歳を唱ふなる、大内山顔見世なり」(出典:歌舞妓年代記(1811‐15)一)
    3. [その他の文献]〔詩経‐小雅・北山〕

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