玉の簪(読み)タマノカンザシ

デジタル大辞泉 「玉の簪」の意味・読み・例文・類語

たま‐の‐かんざし【玉の×簪】

キジカクシ科の多年草。葉は長楕円形で、縁は軽く波打つ。夏から秋に、白色で香りのある花を総状につける。花は夕方開き、朝閉じる。中国原産で、観賞用に栽培

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精選版 日本国語大辞典 「玉の簪」の意味・読み・例文・類語

たま【玉】 の 簪(かんざし・かざし)

  1. 玉で飾ったかんざし。また、きわめて美しいかんざし。ぎょくしん。ぎょくさん。
    1. [初出の実例]「えつかせ給はさらむ物からたまのかんざしすてさせ給はんもこの世にはうらみのこるやうなるわざなり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)鈴虫)

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