玉井川村(読み)たまいがわむら

日本歴史地名大系 「玉井川村」の解説

玉井川村
たまいがわむら

[現在地名]十津川村大字玉置川たまいがわ

玉置たまき山東南麓にある村で、竹筒たけとう村の北西にあたる。元禄郷帳に「玉井川村」、大和志に「玉井川井旧作置」と記される。十津川郷のうち。寛永郷帳では村高八・六七三石、幕府領。元禄郷帳では村高七・五石となっている。安政四年(一八五七)の産物取調帳(十津川宝蔵文書)に杉皮六〇〇間、茶四〇貫目、割菜四〇貫目、椶櫚皮一〇〇枚とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android