玉入(読み)たまいれ

精選版 日本国語大辞典 「玉入」の意味・読み・例文・類語

たま‐いれ【玉入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 玉を入れること。また、そのいれもの。
    1. [初出の実例]「銃台にはエナメル塗の玉容(タマイ)れと鉄砲」(出典浅草紅団(1929‐30)〈川端康成〉五八)
  3. 小学校運動会などで、二組に分かれ、竿の先につけた籠に紅白の球を投げ入れてその数をきそう競技

たま‐いり【玉入】

  1. 〘 名詞 〙 宝石が入れ込まれていること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「左の薬指なる玉入の黄金(きん)の指環を抜取りて」(出典:不言不語(1895)〈尾崎紅葉〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android