玉名[市](読み)たまな

百科事典マイペディア 「玉名[市]」の意味・わかりやすい解説

玉名[市]【たまな】

熊本県北西部の市。1954年市制。菊池川下流域の菊池平野一帯を占め,有明海に面する。市街をなす高瀬伊倉大浜はかつて肥後米の積出河港として栄えた。九州新幹線,鹿児島本線が通じる。食品,ゴム,印刷の工場があり,周辺では米作をはじめ野菜,ミカン栽培が行われ,ノリ・アサリ養殖も盛ん。玉名温泉(単純泉・放射能泉,47℃),石貫ナギノ横穴群史跡)がある。2005年10月玉名郡天水町,横島町,岱明町を編入。152.60km2。6万9541人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android