玉木西涯(読み)たまき せいがい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉木西涯」の解説

玉木西涯 たまき-せいがい

1835-1882 幕末-明治時代の儒者
天保(てんぽう)6年生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)の亀井昭陽にまなぶ。明治6年郷里の肥後(熊本県)天草郡富岡に私塾をひらく。13年京都本願寺育英学校の教師となり,井上円了,清沢満之(まんし)らの逸材をそだてた。学友福地桜痴(おうち)がいる。明治15年9月11日死去。48歳。名は恒。字(あざな)は猷甫。通称は恒太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android