玉松小十郎(読み)たままつ こじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉松小十郎」の解説

玉松小十郎 たままつ-こじゅうろう

?-? 江戸時代前期-中期歌舞伎役者,歌舞伎作者。
はじめ役者として江戸市村座の立役(たちやく)をつとめたが,宝永(1704-11)のころ作者に転じる。市村座,森田座を拠点にし,享保(きょうほう)末には初代津打治兵衛(つうち-じへえ)らの助手をつとめる。浄瑠璃(じょうるり)の作詞もおこなった。初名は玉村小十郎。俳名は楓晩。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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