王樹なん(読み)おうじゅなん(英語表記)Wang Shu-nan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「王樹なん」の意味・わかりやすい解説

王樹なん
おうじゅなん
Wang Shu-nan

[生]咸豊2(1852)
[没]1936
中国,清末,民国の学者,政治家。河北省新城の人。字は晋卿。号は陶廬。光緒 12 (1886) 年の進士。四川,甘粛,新疆の地方官を歴任し,張之洞知遇を得た。民国成立後,省議会議員,衆議院議員,参政院参政を経て 1920年国史館総裁となり,『清史稿』の編纂にあたる。著書に『陶廬叢刻』などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android