デジタル大辞泉
「珊瑚色」の意味・読み・例文・類語
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さんご‐いろ【珊瑚色】
〘名〙 珊瑚のような赤い色。
※内地雑居未来之夢(1886)〈
坪内逍遙〉
一二「匂やかなる花の顔、珊瑚色
(サンゴイロ)なす唇は」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
さんごいろ【珊瑚色】
色名の一つ。JISの色彩規格では「明るい赤」としている。一般に、アカサンゴ、またはモモイロサンゴのような薄いピンク色のこと。珊瑚の粉末は天然岩絵の具として用いられるため、その色をさすこともある。また、これらの珊瑚は装飾品の材料でもあり、かんざし、首飾りなどが珊瑚色そのままの美しさを表す。現在でも帯、カーテン地、傘、化粧品、ガラス工芸品など、多彩な商品の色名に使われ人気がある。JISの色彩規格では英名コーラルレッド(coral red)もほぼ同じ色。
出典 講談社色名がわかる辞典について 情報