珍什(読み)チンジュウ

デジタル大辞泉 「珍什」の意味・読み・例文・類語

ちん‐じゅう〔‐ジフ〕【珍×什】

珍しい什器じゅうき珍器

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精選版 日本国語大辞典 「珍什」の意味・読み・例文・類語

ちん‐じゅう‥ジフ【珍什】

  1. 〘 名詞 〙 めずらしい家具調度品。珍器。また、得がたい作品。
    1. [初出の実例]「此小夜嵐が西鶴の作ならざるは今は知らぬ者なけれども其頃は之をすら鶴の作なりと信じ獲がたき珍什(チンジフ)として愛惜したる者多かりき」(出典:緑蔭茗話(1890‐91)〈内田魯庵〉)
    2. 「天下の数奇者を招いて名画珍什(チンジウ)の一大陳列会を開いて」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉四月暦)

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普及版 字通 「珍什」の読み・字形・画数・意味

【珍什】ちんじゆう

珍しい器。

字通「珍」の項目を見る

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