珍無類(読み)チンムルイ

デジタル大辞泉 「珍無類」の意味・読み・例文・類語

ちん‐むるい【珍無類】

[名・形動]他に例のないほどおかしくて変わっていること。また、そのさま。「珍無類な(の)発想
「東洋軒は、又、その日も―なお客を迎えた」〈葉山海に生くる人々

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「珍無類」の意味・読み・例文・類語

ちん‐むるい【珍無類】

〘名〙 (形動) 他に例のないほど珍妙なこと。非常にめずらしいこと。また、そのさま。
初孫(1900)〈国木田独歩〉「実に珍無類(チンムルイ)滑稽にて、一家常に笑声多く」

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