珍異(読み)ちんい

精選版 日本国語大辞典 「珍異」の意味・読み・例文・類語

ちん‐い【珍異】

〘名〙 一風かわってめずらしいこと。めずらしいと思うこと。また、そのもの。珍奇
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)六「(チンイ)(〈注〉タカラ)の飲食、上服と臥具と旃檀をもて精舎をたて」 〔書経伝‐酒誥〕

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普及版 字通 「珍異」の読み・字形・画数・意味

【珍異】ちんい

珍しく、貴重なもの。〔晋書、何劭伝〕驕奢貴なること、亦た(何曾)の風り。~は必ず四方の珍異を盡す。一日の供、錢二を以て限と爲す。~然れども優游自足、勢を貪らず。

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