デジタル大辞泉 「珠玉」の意味・読み・例文・類語 しゅ‐ぎょく【珠玉】 1 海から産する玉と、山から産する玉。真珠と宝石。たま。「金銀珠玉を飾る」2 美しいもの、りっぱなもののたとえ。特に、詩文などのすぐれたものを賞していう。「珠玉の短編」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「珠玉」の意味・読み・例文・類語 しゅ‐ぎょく【珠玉】 〘 名詞 〙① 海から産する玉と、山から産する玉。真珠と玉。[初出の実例]「橘者果子之長上〈略〉与二珠玉一共競レ光」(出典:続日本紀‐天平八年(736)一一月丙戌)「十二の欄干珠玉(シュギョク)天に擎(ささ)げ、五重の塔婆(たふば)金銀月を引く」(出典:太平記(14C後)八)[その他の文献]〔礼記‐曲礼〕② 美しいもの、立派なものをほめたたえていう語。特に詩や文章などについていう。[初出の実例]「珠玉遺篇輝二近世一、翰林風月鬢毿々」(出典:翰林五鳳集(1623)六一・虞伯生〈梅陽〉)「西欧の散文芸術の珠玉に触れた」(出典:芥川文学の魅力(1954‐55)〈中村真一郎〉一)[その他の文献]〔李白‐妾薄命〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例