珪酸(読み)ケイサン

デジタル大辞泉 「珪酸」の意味・読み・例文・類語

けい‐さん【×珪酸】

珪酸ナトリウム主体水ガラス塩酸を加えると生じる白色ゼラチン状の物質。さらに加熱脱水したものがシリカゲル
二酸化珪素の俗称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「珪酸」の意味・読み・例文・類語

けい‐さん【珪酸】

〘名〙
① 珪酸ナトリウムの溶液に酸を加えて得られる、白い膠状物質。オルト珪酸 H4SiO4 やメタ珪酸 H2SiO3 など xSiO2・yH2O であらわされる組成不定の化合物。コロイド珪酸。
② 二酸化珪素の俗称。乾燥剤吸着剤触媒担体などに用いる。シリカ無水珪酸。〔工学字彙(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android