琥珀酸(読み)コハクサン

デジタル大辞泉 「琥珀酸」の意味・読み・例文・類語

こはく‐さん【××珀酸】

カルボン酸一種で、無色結晶最初琥珀乾留して得たのでこの名がある。植物界に広く存在し、動物生体内ではトリカルボン酸回路一員として存在。合成もされ、清酒味噌醤油などの調味料にする。化学式HOOC(CH22COOH

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「琥珀酸」の意味・読み・例文・類語

こはく‐さん【琥珀酸】

〘名〙 琥珀の乾留、または酒石酸発酵によって製する有機酸。無色柱状の結晶体で、水浴液は酸性。ナトリウム塩は貝類のうまみ成分で、味噌、醤油、菓子飲料などの調味料に用いられる。〔薬品名彙(1873)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android