瑞籬(読み)ずいり

精選版 日本国語大辞典 「瑞籬」の意味・読み・例文・類語

ずい‐り【瑞籬】

〘名〙 神社皇居など、神聖な場所周囲にめぐらした垣。玉垣斎垣(いがき)神垣みずがき。
本朝無題詩(1162‐64頃)七・初出西府宿香椎宮之浜殿〈藤原周光〉「瑞籬嵐底祈神去、旧土花前与雁帰」
※高野本平家(13C前)五「孤嶋の幽祠に詣で、瑞籬(ズイリ)の下に明恩を仰ぎ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android