環昌一(読み)たまき しょういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「環昌一」の解説

環昌一 たまき-しょういち

1912-1993 昭和-平成時代の裁判官,弁護士
明治45年4月12日生まれ。東京,徳島などの地裁判事,最高裁調査官などをへて,昭和25年弁護士に転じ,チャタレイ裁判の弁護人をつとめる。51年最高裁判事。夜間離着陸差し止めの訴えを却下した大阪空港騒音公害訴訟判決で,人権尊重の観点から反対意見をのべた。57年弁護士に復帰。平成5年3月8日死去。80歳。徳島県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android