世界大百科事典(旧版)内の環状DNAの言及
【DNA】より
…完全に相補的ではない2本鎖から成るDNAは,ヘテロデュプレックスheteroduplexと呼ばれるが,その相補的でない部分を電子顕微鏡などで検出することができる。 糸を強く撚(よ)ると,糸は自分自身の周りに巻きついて超らせん構造を形成するが,DNAでも同様のことが起こり,現に細胞から抽出した環状DNAはほとんどが超らせん構造をとっている。この場合,撚りの方向は通常,二重らせんをほどく向きである。…
※「環状DNA」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」