瓢簞山(読み)ひょうたんやま

世界大百科事典(旧版)内の瓢簞山の言及

【前方後円墳】より

…円丘の一側に長方形台状の施設を付加した特殊な形態で,英語ではkey hole shaped(鍵穴形)と訳される。古くより民間では,その形を身近な器物になぞらえ,車塚(くるまづか),銚子塚(ちようしづか),茶臼山(ちやうすやま),瓢簞山(ひようたんやま),瓢塚(ひさごづか),二子山(ふたごやま)などと呼びならわしてきた。江戸中期の国学者,蒲生君平も《山陵志》(1808)の中で宮車模倣説を唱え,円丘を車蓋に,方丘を轅(ながえ)に見たて,〈前方後円〉と形容したが,それがこの名称の起源となった。…

※「瓢簞山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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