瓦田村(読み)かわらだむら

日本歴史地名大系 「瓦田村」の解説

瓦田村
かわらだむら

[現在地名]大野城市瓦田一―五丁目・大城おおき一―五丁目・乙金台おとがなだい一丁目・大池おおいけ二丁目・御笠川みかさがわ二―三丁目・同五―六丁目・曙町あけぼのまち一―三丁目・瑞穂町みずほまち一―四丁目・白木原しらきばる一丁目・同三丁目・同五丁目・瓦田

乙金村・筒井つつい村の南、御笠川流域にある。南東水城みずき(現太宰府市)、西は那河なか郡春日村。北西部を牛頸うしくび川が北東流して御笠川に合流する。至徳三年(一三八六)四月一〇日の今川了俊書下(太宰府天満宮文書/南北朝遺文(九州編)六)では、太宰府天満宮別当大鳥居信栄の申状により、同宮領である筑前国「瓦田」一町五反の半済を行った残りを信栄に去渡すよう斎藤次郎左衛門入道に命じられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android