甘井先ず竭く(読み)カンセイマズツク

デジタル大辞泉 「甘井先ず竭く」の意味・読み・例文・類語

甘井かんせい

《「荘子山木から》甘井の水は利用者が多いので、先にかれる。才能のある者は、才能を使いきって衰えるのも早いというたとえ。
[類語]佳人薄命

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精選版 日本国語大辞典 「甘井先ず竭く」の意味・読み・例文・類語

かんせい【甘井】 先(ま)ず竭(つ)

  1. ( 「荘子‐山木」の「直木先伐、甘井先竭」による。良質の水がわき出る井戸は、利用者が多くてすぐに水がかれるの意から ) 才能のある者は、早くその才能を使いはたして衰退することのたとえ。〔蘇軾‐次韻王定国南遷回見寄詩〕

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