生みの親より育ての親(読み)ウミノオヤヨリソダテノオヤ

デジタル大辞泉 「生みの親より育ての親」の意味・読み・例文・類語

みのおやよりそだてのおや

自分を生んでくれただけの実の親より、養育してくれた親のほうがありがたいということ。生みの恩より育ての恩。
[類語]生んだ子より抱いた子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「生みの親より育ての親」の解説

生みの親より育ての親

自分を生んでくれた親よりも、育ててくれた養父母恩愛を深く感じる。また、育ての親の方が影響が大きい意となることもある。

[使用例] 生みの親より育ての親という考え方は、わざわざそんなことを言うのもおかしいほど、常識になりきっている。アメリカの養子物語には、もう母ものメロドラマ要素はないのである[桐島洋子淋しいアメリカ人|1971]

[類句] 生みの恩より育ての恩

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