生仏の仮名(読み)しょうぶつのけみょう

精選版 日本国語大辞典 「生仏の仮名」の意味・読み・例文・類語

しょうぶつ【生仏】 の 仮名(けみょう)

  1. 仏語衆生と仏とは、本来同一であって差別がないが、その相によって、かりに衆生といい仏という名が付いていること。
    1. [初出の実例]「生仏の仮名をたつといへども、法性随妄の雲あつく覆て」(出典:平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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